はじめに
同じトヨタから登場し、コンパクトSUV市場で人気を二分する「ヤリスクロス」と「ライズ」。
サイズ感も似ていて価格帯も重なっているため、「どっちを選べばいいの?」と迷っている人も多いはず。
この記事では、デザイン・走行性能・価格・維持費・使い勝手まで細かく比較し、それぞれがどんな人に向いているのかを徹底解説します!

ヤリスクロス vs ライズ:見た目と実用性の違いをチェック!
まずは、見た目の印象やサイズ感、荷室の使い勝手など、日常での使い心地に直結するポイントから比較していきます。
サイズ比較と街中での扱いやすさ
車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|---|
ヤリスクロス | 4,180mm | 1,765mm | 1,590mm |
ライズ | 3,995mm | 1,695mm | 1,620mm |
→ ライズの方が一回りコンパクトで、特に狭い道や縦列駐車では有利。
ただし、高さがあり視界は良好です。
ラゲッジ容量
- ヤリスクロス:390L
- ライズ :369L
→ 荷室容量はヤリスクロスが優勢。旅行や買い物時に余裕あり。
デザインの方向性
- ヤリスクロス:シャープで都会的、若々しいデザイン。
- ライズ:スクエアなシルエットで、SUVらしい“タフさ”が魅力。
→ アウトドア寄りならライズ、都会派ならヤリスクロス。

ヤリスクロス vs ライズ:走行性能と燃費で選ぶなら?
使い方によって重視するポイントが変わる「走り」。ここではパワートレイン、燃費、乗り心地を比較していきます。
エンジンとパワートレインの違い
- ヤリスクロス
- ガソリン:1.5L NA(88馬力)
- ハイブリッド:1.5L+モーター(116馬力)
- ライズ
- ガソリン:1.2L NA(87馬力) or 1.0L ターボ(98馬力)
→ 加速性能はハイブリッドのあるヤリスクロスが有利。一方で、ライズのターボは街乗りで元気な走り。
燃費性能(WLTCモード)
- ヤリスクロス HV(2WD):30.8km/L
- ライズ 1.2L NA(2WD):20.7km/L
- ライズ 1.0L ターボ:18.6km/L
→ 燃費重視なら圧倒的にヤリスクロス。
乗り心地と静粛性
- ヤリスクロス:TNGAプラットフォーム採用で、高速道路での安定性が高い。
- ライズ:ややチープな印象もあるが、街乗り中心なら十分な快適性。
ヤリスクロス vs ライズ:価格・維持費・装備の違い
コンパクトSUVを選ぶうえで、トータルコストも重要なポイント。購入後の満足度に関わる要素を比べてみましょう。
新車価格(税込)
車種 | グレード | 価格帯 |
---|---|---|
ヤリスクロス | X~Z | 約1,896,000~2,815,000円 |
ライズ | X~Z | 約1,717,000~2,328,000円 |
→ 価格重視ならライズ。一方で、ヤリスクロスはハイブリッドも選べる点が強み。
装備の充実度
- ヤリスクロス:Toyota Safety Sense全車標準。ACC、車線維持支援など高水準。
- ライズ :一部グレードでACCなし。全体的に装備はシンプル。
→ 快適装備と安全性能のバランスはヤリスクロスがリード。
維持費の目安(年間)
- ヤリスクロス HV
- ガソリン:約5万円
- 自動車税など:約6万円
- ライズ(1.2L NA)
- ガソリン:約7万円
- 自動車税など:約6万円
→ トータルコストではライズが安価、長距離ならヤリスクロスが結果的にお得。
どんな人にどちらが向いている?
ヤリスクロスがおすすめな人
- 通勤や旅行で長距離運転が多い
- ハイブリッドの低燃費を活かしたい
- 高速道路や山道なども安定して走りたい
- 見た目に都会的なスマートさを求める
ライズがおすすめな人
- 価格重視&初めてのSUVを考えている
- コンパクトで運転しやすい車がいい
- 子育て世代で街中の買い物が多い
- スクエアでかわいらしいデザインが好み

総括:兄弟車でも選ぶポイントは大きく異なる!
ヤリスクロスとライズ、どちらもコンパクトSUVとして魅力的ですが、決め手は以下のように分かれます👇
重視するポイント | おすすめ車種 |
---|---|
燃費・装備・安定感 | ヤリスクロス |
価格・サイズ・コスパ | ライズ |
兄弟車ではありますが、**「走りを楽しむか、日常使いに徹するか」**で選び方が変わってきます。
どちらを選んでも後悔しないよう、あなたのライフスタイルに合わせた選択をしましょう!
👉 試乗して「しっくりくる方」を選ぶのがベストな方法です!
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